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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ 座間に物流施設を竣工 環境や免震にも配慮
2015.07.20 16:55
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(東京都港区、以下GLP)は13日、神奈川県座間市に建設を進めてきた「GLP座間」の竣工式を行った。
「GLP座間」は、GLPが平成23年12月に元自動車工場の跡地を取得し、平成26年に着工した総延床面積13万1762m2の5階建てマルチテナント型先進的物流施設で、今年同社が竣工する施設としては最大規模となる。同施設は首都圏と西日本をつなぐ東名高速道路「横浜町田IC」や圏央道「圏央厚木IC」に近く、東京、神奈川、埼玉西南部への広域配送に加えて神奈川県内のエリア配送の拠点としても最適の立地だ。交通の至便性に加え、近隣に戸建住宅が広がり、人口集積地であることから物流施設の運営上、重要な条件である労働力確保についても良好な環境といえる。
また、同施設は免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備など、有事の際の入居企業の事業継続性を確保する数々の装備を採用している。環境配慮の面からは全館LED照明、免震構造とプレキャストコンクリートの採用で、建設工事の合理化と長寿命化が可能となり、ライフサイクルCO2を約12%削減している。なお、同施設は米国グリーンビルディング協会よりLEEDゴールドの予備認証を取得済みだ。
大型で高機能な物流施設への需要は依然として旺盛で同施設の賃貸面積の約70%は食品卸売やアパレル関連などの企業の入居が予定されている。