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<大阪・天王寺>近鉄不動産 天王寺公園・エントランスエリアの愛称が「てんしば」に決定

2015.07.27 14:31

 近鉄不動産(大阪市天王寺区)は15日、大阪市から受託している「天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業」について、公園エントランスエリアの愛称を「てんしば」に決定したと発表した。
 同社は昨年10月に大阪市から同事業の予定者として選定され(当時は旧近畿日本鉄道、その後事業を承継)、12月には運営管理に関する協定書を締結し、正式に事業者に決定した。現在は、エントランスエリア及び茶臼山北東部エリアにおいてリニューアル工事を実施しており、オープン後には約7000㎡の面積を持ち、多目的に利用できる芝生広場や、多彩なテナントが誕生し、周辺地域をつなぐ新しい交流拠点として生まれ変わる。その象徴となる芝生広場を中心としたエントランスエリアに、地域住民や来園者から愛され、親しまれる公園となるよう、「てんしば」という愛称が付けられた。また、今後予定されている芝生広場整備の完了時には、地域の未来を担う子ども達が参加し、芝生を貼るイベントが実施される。
 同社は平成27年度から20年間にわたり、主体となって天王寺公園のエントランスエリア及び茶臼山北東部エリアについてパークマネジメントを担当。同社としては初めてとなるパークマネジメント事業となる。
 公園を象徴する芝生広場や緑あふれる植栽は、都市の中にありながら自然に触れることができるくつろぎの場を創出し、様々なイベント等も開催可能な多目的空間として開放される。同社では、市民がこの場所を誇りに思う「シビック・プライド」を醸成する場となるよう、また末永く愛されるような公園運営を目指す。




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