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東急リバブル 新規事業を開始 投資用アパート第1号物件販売

2015.09.28 17:01

 東急リバブル(東京都渋谷区)は、新規事業となる投資用鉄骨造アパート開発・販売の第1号案件として、「ウェルスクエア東蒲田」(東京都大田区)の販売を開始した。
 総合不動産流通企業として様々な事業を展開している同社では、不動産販売業での新たな事業を創造するため、昨年4月に専門部署を立ち上げ、事業化を進めてきた。今回の事業は、東京都内城西南エリアを中心に、マンション用地や戸建用地に適さない中規模の土地を同社が購入し、主に軽量鉄骨造のアパートやタウンハウスを開発。同社仲介店舗にて賃借人を募集、東急不動産ホールディングスの東急住宅リース(東京都新宿区)にて運営管理を行い、投資用物件として1棟販売するものである。
 今回、第1号案件として販売を開始した「ウェルスクエア東蒲田」は、京浜急行線「京急蒲田」駅徒歩7分、1K~1DK全13戸の軽量鉄骨造の新築アパート。外壁はタイル貼り、エントランスはオートロック付き自動ドア、共用部分には宅配ボックス、防犯カメラ、全戸分の駐輪場を完備しているほか、キッチン・洗面カウンターには人造大理石を用いるなど、充実した仕様・設備となっている。
 同社では目黒区・世田谷区・大田区に投資用アパート、タウンハウス用地を既に6物件確保しており、「ウェルスクエア」のブランド名で順次販売するとしている。




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