週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
阪急阪神ビルマネジメント 「阪急阪神ワーカーズウェブ」開設
2015.10.05 16:24
阪急阪神グループのオフィスビルで働くワーカー限定サービス
阪急阪神ビルマネジメント(大阪市北区)は1日より、阪急阪神ホールディングスグループが保有・運営する主要オフィスビルのテナント企業を対象に、オフィスワーカー限定のウェブサイト「阪急阪神ワーカーズウェブ」を開設し、各種サービスの提供を開始した。
近年、企業がオフィスに求める機能は働くだけの場所ではなく、コミュニケーションやコラボレーション、さらには社員の成長を促す場所としての機能が求められるようになっている。こうした多様化するニーズを背景に、同グループでは梅田エリア周辺地区で保有・運営するオフィスビルにおいて「立地だけではなく、人や企業が成長する場所として、選ばれるオフィスビル」を実現するための取り組みを開始。
同サイトでは、ビルへの各種申請をサポートする他、災害発生時の緊急情報や設備点検等の情報提供、また阪急阪神のビルで働くワーカー限定で同グループの商業施設やホテル等で利用できるクーポン・優待特典を提供する。また、ビジネスネットワーク拡大をサポートするべく、各種セミナーや講演会・交流会を開催し、ワーカー同士の繋がりを深めて、ワーカーの「交流・向上・革新」を促すことで、新たなビジネスの創出に繋がるきっかけづくりを行い、オフィスライフをより豊かなものにする。
1日から「梅田阪急ビル」、「ハービスOSAKA」及び「ハービスENT」のオフィスワーカー約1万500人を対象に、同サイトのサービス提供を開始。同社によると来年度以降、梅田周辺地区にあたる同グループのオフィスビルにも対象を順次拡大し、最終的には約3万人のワーカーのビジネスライフをサポートするとしている。