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東急不動産 分譲マンション・シニア住宅の複合開発に着手

2015.10.26 11:51

 東急不動産(東京都港区)は、東京都世田谷区内において東日本電信電話(東京都新宿区、東日本電信電話)と定期借地権設定契約を締結して分譲マンションとシニア住宅の複合開発を行う「世田谷中町プロジェクト」に着手した。なお、このプロジェクトは第一種低層住居専用地域における分譲マンションとシニア住宅の複合開発において過去10年間で都内最大の規模となる。
 「世田谷中町プロジェクト」は、東京都がサービス付き高齢者向け住宅の供給促進に向けて昨年より開始した、高齢者が様々な居住者とふれあいながら暮らすことができる住宅のモデル整備事業「一般住宅を併設したサービス付き高齢者向け住宅整備事業」の第一号選定プロジェクトであり、同事業の初の着工案件となる。子育て期から高齢期に至るまで、多世代の人々が交流し気持ちよく暮らしていくための住環境を創造するために、約1万坪の広大な敷地の中に、「人生を極める住まい。」をコンセプトに掲げる東急不動産の分譲マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」による70年の転定期借地権付き分譲マンションと、「私らしくを、いつまでも。」を事業ステートメントに掲げ、一人ひとりに合わせた様々なサポートを提供している同社のシニア住宅「グランクレール」を共存させる。また、街の中にカルチャールームやコミュニティカフェ、認可保育所を設けて「多世代交流の実現」を目指すほか、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所や看護小規模多機能型居宅介護事務所を併設し、東日本電信電話と連携した地域包括ケアシステムの拠点整備、東京都市大学と連携した地域コミュニティの形成や産学連携の街づくりを推進するなど、様々な世代が多彩な暮らし方を実現して住み続けることができる「世代循環型」の街づくりを行う。




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