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<物流最前線>グローバル・ロジスティクス・プロパティーズ 大阪・吹田で大型物流施設を開発

2015.10.26 11:49

 グローバル・ロジスティクス・プロパティーズ(東京都港区)は、大阪府吹田市で延床面積約16万5000㎡のマルチテナント型物流施設「GLP吹田」の開発を行う。「GLP吹田」は平成28年春に着工を予定し、平成29年冬の竣工を予定。なお、同物件はグローバル・ロジスティクス・プロパティーズが所有・運営する100棟(開発中含む)の施設の中で最大規模となる。
 「GLP吹田」は大阪中心部から約9kmという当日及び即日配送への対応を見据えた都市型の物流施設。名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の「吹田インターチェンジ」より約6・3kmに立地し、近接する府道14号線と171号線を利用することで大阪府全体を網羅することが可能である。また、JR京都線「岸辺」駅からも徒歩圏内にあり、物流施設運営の重点施策である雇用の確保も配慮されている。
 「GLP吹田」は地上4階建てでダブルランプウェイ、中央車路を備え、垂直搬送機も設置可能となっており、幅広い業種に対応できる設計となっている。また、建物構造としては、プレキャストコンクリート造・免震構造を採用し、人や物の安全性を確保するほか、全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備も兼ね備えている。なお、太陽光による電力を非常時に館内利用することを予定している。
 今回の開発について同社の帖佐義之社長は「関西エリアの物流ニーズ及びそのポテンシャルは底堅いとみており、『GLP吹田』を通じて、我々は今後も企業の物流事業の一層の効率化を提案します」と述べている。




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