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リーデックス 初の民泊向け不動産・賃貸物件サイトを開始

2015.11.30 17:45

 リーデックス(東京都渋谷区)は、今月24日、不動産オーナーからの転貸許可を得た賃貸物件を紹介する「民泊向け不動産・賃貸物件サイト『booken.jp(ブッケン)』」のサービスを開始したと発表。同サイトは、民泊事業者向けに不動産オーナーから転貸許可を得た賃貸物件を紹介するウェブサービスだ。
 Airbnbをはじめ、個人が所有するマンションや戸建て住宅の空き部屋に旅行者を有料で泊める民泊の利用が増加している中、厚生労働省と国土交通省は来年4月にも全国で民泊を解禁する方針をとり、一層の普及が見込まれる状況となっている。一方で不動産オーナーからの転貸許可を得ない状態で民泊の運用が行われているケースも見受けられ課題もあった。
 そのような経緯から、同社は民泊の普及に伴い今後需要が高まるオーナーからの転貸許可を得た物件を紹介するサービスの提供を開始するという今回の発表に至った。同社では今後、掲載物件数を増やしていくため、物件管理を行う不動産会社及び、サブリース会社との提携を進め来年4月までに50社との提携を計画している。




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