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野村不動産/飯田橋駅中央地区再開発準備組合 飯田橋駅中央地区再開発事業が本格始動
2015.12.07 16:53
事業協力者に野村不動産が選定
今年9月に設立された飯田橋駅中央地区再開発準備組合(東京都千代田区)は先月30日、千代田区飯田橋4丁目及び富士見2丁目の一部他(以下、「飯田橋駅中央地区」)の再開発計画において、事業協力者として野村不動産(東京都新宿区)を選定し、具体的な計画策定に着手したと発表。施行区域面積は約1ha、従前権利者53名。平成28年度に都市計画決定(予定)、平成31年度に除却・本体工事着工(予定) 、平成34年度に工事完了・竣工予定。
「飯田橋駅中央地区」は開発が進む飯田橋駅西口地区とアイガーデンエリアを繋ぎ、JR「飯田橋」駅東口と目白通りが交差する人通りの多い立地であるにも関わらず広場空間がないことが街の課題となる等、かねてより街づくりの気運が高まっているエリアであった。開発計画は「飯田橋・富士見地域まちづくりガイドライン(案)」をはじめとする上位計画に習い、街づくりの目標を「駅前広場一体型複合都市拠点の形成」に設定。安全な歩行空間の拡充によって地下・地上を積極的に結び、緑と賑わいのネットワーク強化に資する交通機能を整備する他、整備された通りには店舗ゾーンを計画。さらに東京メトロ東西線改札口とJR駅東口を結ぶ通路に面して立体的な駅前広場を整備することで周辺歩行者ネットワークの拠点を整備。大災害時に帰宅困難者の一時待機スペースとして機能する。
事業協力者である野村不動産は隣接街区である「富士見二丁目北部地区第一種市街地再開発事業(名称「飯田橋プラーノ」、平成21年3月完成)」において、特定業務代行者及び参加組合員として参画し、住宅、事務所、店舗を中心とした複合再開発に取り組んできた実績がある。