週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三井不動産ほか 大型商業施設「ららぽーと立川立飛」開業

2015.12.21 13:42

東京エリア初のリージョナル型ショッピングセンター
 多摩モノレール「立飛」駅に直結する「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」が、今月10日に開業した。
 「ららぽーと立川立飛」は、西東京エリア初のリージョナル型ショッピングセンターで、入居店舗数は250店舗である。エリア面積は約94000㎡で、約3100台収容可能な駐車場を備えている。そのため周辺地域に限らず、遠方からの利用客にも対応できる。また敷地内には、自然と調和した居心地の良い広場空間を作り、利用客に開放している。主に、ポップジェットやイベントステージを備えた「イベント広場」、1階の「芝生の公園」、「キッズプレイエリア」などあり、空を望む開放的な空間と、立川エリアの自然を凝縮した風景が堪能できる。
 建物内部には樹木の緑をイメージした「ガーデンモール」と、青く晴れ渡る空をイメージした「スカイモール」の2つのメインモールを配置した。それにより、ゆったりと広々とした空間を実現でき、利用客はショッピングを存分に満喫できる。また建物内部の中央には、シンボルツリー「テラリウム」を設置している。植物をガラスの容器の中で育てるインテリアで、ここでしか見られない新感覚のショーを行う予定である。新規開発された透明フィルムにより、ガラス面の先に存在するシンボルツリーと、映像のシームレスな融合が可能になった。そのため今後は「四季の演出」を行うという。
 「ららぽーと立川立飛」では「音楽」、「文化」、「子育て」をキーワードに、店舗同士や地域のコラボレーションによる新しいサービスの提供・取り組みを実施していく方針だ。今後も引き続き、注目のエリアである。




週刊不動産経営編集部  YouTube