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ヘッジファンド証券 異業種交流会「鉄壁クラブ」を開催

2015.12.21 13:25

 ヘッジファンド証券(東京都千代田区)は15日、定例の異業種交流会「鉄壁クラブ」を千代田区霞が関の「霞が関コモンゲート西館」同社会議室にて行った。
 「鉄壁クラブ」は、異業種交流を目的に開催されるイベントで、本年10月より開催されている。第5回となった今回の「鉄壁クラブ」では、ヘッジファンド証券の代表取締役・植頭隆道氏によるセミナー「ヘッジファンドとは何か」、ゲストスピーカーとして登壇したアズブレイン(東京都千代田区)のリスクマネジメント事業部担当部長・岡本雅行氏によるセミナー「先進取組企業の失敗例に学ぶ 今から始めるマイナンバー対応」がプログラムされた。
 公募によって資金を集める投資信託とは異なり、ヘッジファンドは機関投資家や富裕層などから私的に資金を集め、様々な運用手法を用いて利益を追求する。市場の乱高下の影響を受けにくい運用でリスクをヘッジ(避ける)することが大きな特徴だ。運用規模が非常に大きく、米国・サブプライムローン問題の引き金になったとされるヘッジファンドに対しては、相場に与える影響力の大きさからネガティブなイメージを持たれることも多い。その一方で植頭氏は「ヘッジファンドは運用で得た利益の20%を成功報酬として頂戴します。このため運用スタッフは、より真剣に投資者の利益追求を考えた運用に努め、長期安定的な利益の確保を実現できるのです」と、そのメリットを解説した。
 今回の異業種交流会には約15名が参加し、セミナー終了後には簡単な自己紹介を経て積極的な情報交換が行われた。「鉄壁クラブ」では今後も金融や不動産など、様々な話題でセミナーと異業種交流を展開する予定だ。




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