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ダイキン工業 ZEB化へ~運転効率を向上したマルチエアコンを発売へ~
2015.12.21 13:17
ダイキン工業(大阪市北区はビル用マルチエアコン「VRV X」シリーズ(22・4kW~118・0kW、全18機種)をモデルチェンジし、来年4月20日より発売する。
同シリーズは低負荷時の運転効率を向上させ、年間の消費電力を大幅に削減した同社ビル用マルチエアコンのハイグレードモデルだ。今回、冷媒回路の見直しにより、さらに効率を向上、業界トップの省エネ性を達成したという。デシカント方式の調湿外気処理機「DESICA」と組み合わせることで、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現するために必要な大幅な消費エネルギーの削減が可能となった。
また天井カセット形の室内ユニットでは、従来の気流方式を根本から見直した「アクティブ・サーキュレーション気流」を採用、足元から暖かく快適な暖房を実現。さらに輻射空調や床暖房などの風を感じない空調システムを簡単に導入したいというニーズに応じ、冷温水を作り出す「冷温水ユニット」を新たにラインアップする。