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三菱地所 沖縄・下地島空港のターミナル施設整備に着手

2016.01.04 10:45

 三菱地所(東京都千代田区)は、沖縄県の下地島空港において旅客ターミナル施設を整備し、国際線・国内線旅客の取扱い、ならびにプライベート機等の受け入れを行う事業実施について、沖縄県に対して提案を行った。なお、同社は平成27年3月に下地島空港及び周辺用地利活用事業の候補事業者として選定されており、事業実施に関する検討を進めた結果、今回の提案に至ったとしている。
 沖縄県は、2021年度(平成33年度)までに沖縄県への入域観光客数1000万人(うち外国人観光客数200万人)達成という目標を掲げている。この目標に向かって、下地島空港において、国際線、国内線LCC(ローコストキャリア)及びプライベート機等、新たな航空需要の受け入れを行うべく、沖縄県等とともに航空路線の誘致活動を進める予定である。
 三菱地所では今回の提案事業のキーコンセプトを「空港から、リゾート、はじまる。」と定め、空港利用者や航空会社の視点に立った旅客ターミナル施設づくりに取り組む。今後、同社は沖縄県が策定する下地島空港及び周辺用地の利活用実施計画に基づく利活用事業としての決定に向け、沖縄県等との協議及び手続きを進める。また、この事業だけにとどまらず、沖縄県での事業拡大を目指す方針だ。




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