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三井不動産/三井不動産商業マネジメント 三井不動産グループと行政が一体となり地域防災を推進
2016.02.01 11:53
三井不動産(東京都中央区)と三井不動産商業マネジメント(東京都中央区)は、「第5回&EARTH災害に負けない知識を学ぼう!~BOSAI スタンプラリー~」を、今月20日から首都圏10施設にて順次開催する。
本イベントでは、幅広い年代の人が多数来場する商業施設という場所を活かし、災害に関する知識だけでなく、すぐに実行できる非常時の食事・救護方法など、一歩進んだ「防災」の知識や情報を誰にでも分かりやすく提供する内容だ。昨年9月に発生した「関東・東北豪雨」での水害を教訓に、今回は台風や集中豪雨による浸水被害が起こった際の避難時の留意点などについて、紙芝居を利用してわかりやすく説明を行う。 災害に備えて非常用の食品や持ちだしグッズを準備しておくことは対策の基本だが、避難生活を自宅で送る場合も想定し、冷蔵庫や保存食糧の食べ方や普段からの備え方(ローリングストック法)や、自身や家族が負傷してしまった場合に、身近な物を工夫して利用する応急対応も学べる。
実際に体感し、より防災への意識と理解を深めることができるよう、体験型のワークショップを多数用意。また災害が発生した際、地域での危険個所や避難場所を知っておくことも大切だ。今回、各施設と地元行政の連携をさらに強化し「地域・防災情報コーナー」を拡大して展開する。スタンプラリーの参加者全員に防災テキストブックをプレゼント、また複数のワークショップを回り、スタンプを集めると、災害時に役立つグッズなども抽選でプレゼントする。