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センクシア 柱絞りダイアフラム工法「スマートダイアⅡ工法」をリファイン
2016.02.01 11:51
適用範囲拡大と対応品ラインアップを追加
センクシア(東京都江東区)は、「スマートダイア2.工法」をリファインし、顧客からの要望により広く応えることができる工法として新たに販売開始することを発表した。
平成23年より鉄骨造柱はり接合部に用いる柱絞り通しダイアフラム工法「スマートダイア工法」を販売開始、さらに平成27年に柱サイズおよび柱材質等の適用範囲が拡大した「スマートダイア2.工法」を販売開始した。以来、鉄骨造柱はり接合部の省力化工法として多くの建築物に採用されてきた製品となっている。今回、利便性を高めるために「スマートダイア2.工法」の適用範囲を拡大し、様々な規模・用途の建築物にも対応可能となった。
「スマートダイア2.工法」は上下階柱のサイズが異なる柱はり接合部に用いる通しダイアフラム工法。同工法を用いることで、上階柱は下階柱よりも50mmまたは100mm小さな柱を用いることが可能になり、更なる自由度の高い建築物の設計を実現が可能。新たに50mm絞り専用品をラインアップに追加し、高い利便性と経済性を追求した。在来工法に比べ、柱はり接合部はシンプルな構造となるため、材料費・加工費等の削減が可能。コスト削減に寄与する。また、パネル部に上下階の柱材と同じ一般的なストレート形状のコラムを用いており、施工期間の短縮も実現する。
同社テクニカルセンター主任技師の高橋秀明氏は「元来の工法では、テーパー管と呼ばれる鋼管を用いて柱はり接合部を構成するのが一般的でした。ですが、製作時に加工や溶接等の手間がかかっていました。『スマートダイア2.工法』であれば、加工・コスト・建築工期を短縮することが可能です。また、軽量化することで構造躯体にも負担を減らすことができます。鉄骨造において『スマートダイア2.工法』が今後、さらに普及し活用していただけるようPRしていければと思います」と話す。