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LIXIL 低層用カーテンウォールを新発売
2016.02.01 11:47
LIXIL(東京都千代田区)は先月28日、中低層用カーテンウォール「MLCW」に、耐風圧性能1600パスカルの低層用「MLCW Lタイプ」を追加し、今年3月1日より全国で発売することを発表した。
「MLCW」は、中低層用カーテンウォールとして必要な耐風圧性能と、クラストップレベルの水密性能を持ちながらも、同社独自に開発した「自重受け付きジョイントスリーブ方式」と「シングルブラケット構造」により省施工と低価格を実現した商品。今回、新たに開発された低層用「MLCW Lタイプ」は、従来品の機能と施工方法を活かしながら、さらに価格を抑えている。方立・無目に嵌合のラインが見えないノイズレスでシャープな意匠に加え、Lタイプでは方立ブラケットを隠すことでスッキリとした見た目におり、また部材の正面から見える幅(見付)を50mmと60mmの2種類用意し従来品との意匠統一をしている。窓のバリエーションを従来対応していた5種類に加え、たて軸回転窓、排煙内倒し窓、内開き窓の3種類を追加し、全8種類から選ぶことができる。
さらに、従来品を中層用「MLCW Mタイプ」とし、より意匠性の高いハイスクリーンの開口部に対応できるよう製作範囲を拡大することで、今後の需要が見込まれるホテルやオフィスビルなどにも幅広く対応している。
同社は今後も市場ニーズに合わせた機能性とデザイン性を実現した商品を開発していくとしている。