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東京都都市整備局　「北青山三丁目まちづくりプロジェクト」事業実施方針を公表

2016.02.01 11:38

　東京都は、老朽化した「都営青山北町アパート」を建替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいる。このたび、都有地の活用方針等を示した「事業実施方針」を策定した。
　都有地の所在地は港区北青山三丁目２２７番１号ほか約４ha。ガイドライン（港区の「青山通り周辺地区まちづくりガイドライン」）を踏まえた区域は約５・８ha。
　事業の目的として都営住宅を高層・集約化して建替えるとともに、低層部に保育園と児童施設を併設し、児童遊園を整備する。また、創出用地を活用して、民間活力等を生かしつつ、青山通り沿道との一体的なまちづくりを段階的に推進し、周辺の豊かなにぎわい・文化・緑をつなぐ最先端の文化・流行の発信拠点を形成する。加えて、賑わいや良好な環境を維持し、まちの価値を高めるエリアマネジメントも実施する。
　基本方針として、地域の回遊性ネットワークや防災性を向上する広場空間などを整備。地域の新たな骨格軸となる賑わいを誘引する歩行者空間を整備。周辺環境に配慮し、豊かな街並みの連続性を形成するなどとしている。