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◎国土交通省/首都圏広域地方計画協議会 「首都圏広域連携未来シンポジウム」を開催

2016.02.08 10:15

 昨年閣議決定された国土形成計画(全国計画)を踏まえ、新たな「首都圏広域地方計画」の策定が進められている。国土交通省ならびに首都圏広域地方計画協議会では、この計画を広く知ってもらうとともに、首都圏の今後について共に考え、ビジョンを共有し、更に発展させていくことを目的に「首都圏広域連携未来シンポジウム」を開催する。
 東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け様々なプロジェクトが進む中、昨年の北陸新幹線、今年3月の北海道新幹線、加えて2027年のリニア中央新幹線の開業、大きく進展する三環状等高速道路網の整備、さらには外国人観光客の増大等により、世の中の流動性が劇的に変貌しようとしている。
 しかし一方で、高齢者の急激な増加と少子化による深刻な労働力不足、国際競争力の低下、首都直下地震の切迫など、首都圏は大きな課題も抱えている。これらの課題を解決し、首都圏の可能性を開花させていくため、首都圏全体での広域的な取り組みを強化していく必要があると考え、今回の「首都圏広域連携未来シンポジウム」への開催へとつながった。
 シンポジウムは今月25日に「砂防会館」の1階大会議室にて、15時~16時50分までの時間で開催を予定している。




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