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三菱地所 「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」5月9日にグランドオープン

2016.03.28 14:59

 三菱地所(東京都千代田区)が平成28年4月竣工予定の「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」の商業ゾーン(1階~地下1階)に出店する店舗が決定し、平成28年5月9日にグランドオープンを迎えることになった。
 都営地下鉄東京メトロの地下5路線に直結する「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」には個性豊かな合計16の店舗(飲食14店舗、物販1店舗、フィットネス1店舗、店舗面積約2600㎡)が集積し、平成24年に開業した隣接する「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー・サウスタワー」の商業ゾーンと合わせ「大手町フィナンシャルシティ」街区全体で合計43店舗となり、エリア就業者の日常生活の更なる利便性向上、並びに大手町地区の更なる活性化を図っている。飲食店舗6店舗が出店する1階フロアは、大手町仲通り・大手町川端緑道に面し、全店テラス席を設けることで開放感に満ちた環境を整備。緑あふれる並木道の大手町仲通りが全面開通することで、有楽町・丸の内地区から大手町地区、さらには日本橋川まで動線繋がりスポットとして賑わいを大手町にもたらす。新たな取り組みの一つとして、グランドオープン時には大手町仲通りなどにて「大手町マルシェ」を実施。生産者が新鮮な旬の食材(農産物)の販売ブースを複数出店、商業ゾーンのオープンを盛り上げる。「大手町マルシェ」は開業後も定期的な開催を予定。地下1階は千代田線コンコースと直結し、オフィスワーカーのランチニーズや宴会に対応できる気軽に利用しやすい飲食店舗を中心に10店舗が集積。同物件敷地内で掘削・湧出した「大手町温泉」を利用するスパ&フィットネス「SPA OTEMACHI FITNESS CLUB」も開業。エリア就業者や皇居ランナーのサポート、トレーニング機能やリラクゼーションといった「充実のオフタイム」を提供する。
 三菱地所は今後も丸の内エリアにおいて、就業者・来街者が楽しめる商業ゾーンの展開、及びエリア全体のにぎわいづくりに貢献していくとしている。




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