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フォーリアル 不動産投資家必見 不動産投資ボードゲーム「インベスティング・フォーリアル」とは何か

2016.04.04 14:06

 不動産投資への参加が増えているなか、入り口から出口までをゲームで体験し投資のための学習ができるボードゲームが注目を集めている。
 そのボードゲームとはフォーリアル(東京都中央区)が開発する「インベスティング・フォーリアル」だ。実際の不動産投資をリアルに体験できる仕様となっていて、融資の審査や経済状況の変化、都心の人気物件から地方のハイリスク・ハイリターンな物件まで、投資家としての多様な選択肢を用意。ボードゲーム上も「職業選択」ステージから「成長・学習」ステージ、「プロフェッショナル」ステージまでと投資家にとって現実でも必要となる4つのステージをボード上にそろえるとともに、時間経過や税の概念も取り入れている。
 「この『インベスティング・フォーリアル』は『バージョン2』と銘打っておりまして、現在最新のバージョンも開発中です。というのも、投資教育ゲームであることからよりリアルなゲームにしていきたいと考えておりまして、今年1月より一般の参加者を募ってボードゲーム会を月に2~3回程開催しています。ホームページやSNSなどで参加者を募っておりまして、口コミなどで徐々に参加人数も増えています。そのなかには不動産投資初心者の方はもちろん、すでに不動産投資を行われている方が『普段、自分が投資をしないような物件を購入するとどのような結果となるのか』をゲームで体験されたりしています」(代表取締役 小泉俊昭氏)
 このゲームは競争するものではなく、個々人で目標を設定し、それを達成することがゴールだ。小泉氏は「物件を多く持っている、資産が多くあるというところではなく、このゲームの目的は物件を買う入口から、その物件を売却する出口までを体験してもらうことを主眼に置いているからこそ」と話す。最後の出口まで到達して収支がプラスであったとき、投資家として初めて成功したと言えるのは実際の投資と同様である。
 「そのため、物件も現実性を追求し、実際に市場で回っている物件データを参考にしたり、私が実際に投資している物件を紛れ込ませていたりもします。不動産投資を体験するゲームであるからにはリアリティは重要です。『スマホゲームにしたら?』とよく言われるのですが、不動産投資は売買業者や金融機関、その他様々な人との関わりが必要となることから、人と直接向かい合うボードゲームというスタイルにしております。このゲームが不動産投資の体験の場となればと考えています」(小泉氏)
 書籍を読みセミナーで聞いても「わかったようでわからない」という感想を持つ人も多い。ゲーム感覚で楽しみながら、覚えていける「インベスティング・フォーリアル」は新しい不動産投資学習の場になるのではないか。




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