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大建工業 見積システム「D-SKET」のサービスを開始

2016.04.11 13:04

 大建工業(大阪市北区)は5日、「D―SKET(ディースケット)」のサービスを開始した。商品の拾い出し操作を簡素化して作業手間を軽減し、スピーディな見積作成が可能になる。操作性及び利便性をより高めることにより販売店や工務店が簡単かつ正確に安心して使える見積システムとなっている。
 これまでは、発注システムに付属した見積機能として流通店(特約店、販売店)限定にて利用があったが、同システムは見積に特化した新サービスのため、流通店から工務店、設計事務所まで幅広い業界関係者にも利用できるものとなっている。また、工務店が作成した見積書は流通店や大建工業とも共有することができ、その後の正式発注にも活用することができる。次に挙げられるのが品番拾い出し機能の充実。消費者の多様なニーズに応えるため、特注品を含めた同社の商品バリエーションは大幅に拡大している中、選択肢が広がる一方で、品番の特定が複雑になるという懸念があった。そこで、商品の絞り込み検索機能を充実させるとともに、画面上に表示された商品画像をクリックするだけで品番の拾い出しを可能にした。これにより、カタログ不要で手間削減、入力ミス削減、作業時間短縮などのメリットを打ち出している。
 これらの特長を生かして早く・正確な見積作成をサポートするとともに、見積書を顧客と共有することでよりスピーディな対応が可能となる。同サービスの活用を通じて、幅広い顧客と相互の効率的な業務遂行につなげていく。




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