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エリーパワー 室内容蓄電システム「POWER YIILE3」を開発

2016.04.25 17:50

 エリーパワー(東京都品川区)は18日、室内用可搬型蓄電システム「POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)」を開発し、この夏より販売を開始することを発表した。同製品はオフィスや自治体での BCP(事業継続計画)対策、家庭でのピークシフト対策や非常用電源として活用することができる。
 エリーパワーは 平成18年に創業後、平成22年に可搬型蓄電システムの初代「パワーイレ」を発売。平成24年には「パワーイレ・プラス」を発売し、蓄エネ市場を牽引してきた。そして大型リチウムイオン電池による可搬型蓄電システムのパイオニアとしてこれまで培ってきた技術や製品知識をもとに、今回10周年モデルとしてよりユーザーのニーズに応えた最新の性能および、今後のIoT時代にフレキシブルに対応できるクラウド管理機能を備えた新機種を開発した。
 ユーザビリティにもこだわっており、移動可能なストッパー付キャスター仕様、オフィス用デスクの袖下にすっきりと収まるサイズ、オフィスや家庭に馴染むデザイン、機能を絞り込んだ分かりやすいユーザーインターフェイスを実現している。また、同社は同製品の主な特長として「小さくなって、大きく進化。新パワーデバイス(SiC)採用で、総合効率が40%向上」、「太陽光パネルからも直接充電が可能」、「世界トップレベルの安全性と、長寿命に優れた大型リチウムイオン電池搭載」といった3点を挙げている。同社は今後も世界のエネルギー問題、環境問題を解決するため、エネルギーを貯蔵して活用するシステムを普及させようという理念のもと、リチウムイオン電池及び蓄電システムの開発と普及に取り組んでいくとしている。




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