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デザインアーク　様々なニーズに対応したモラージュシステム「Transight（トランサイト）」を開発

2016.05.16 14:41

「Transight（トランサイト）」を開発
　大和ハウスグループのデザインアーク（大阪市西区）が提供するモジュラーシステム「Ｔｒａｎｓｉｇｈｔ（トランサイト）」が注目を集めている。
　「トランサイト」はデザインアークの新規事業プロジェクト「Ｔｒａｎｓｉｇｈｔプロジェクト」によって誕生したモジュラーシステム。縦３７ｃｍ、横７１ｃｍ、奥行き４５ｃｍのフレームを１つのモジュールとし、用途に合わせて組み合わせることができる。また、各モジュールは通電されており、家電や電子機器を組み込むことが可能。家電を一体化させた家具や大型モニターを組み合わせた店舗のディスプレイ等、多様な活用方法が特長である。
　トランサイトプロジェクト室室長の石川徳久氏は「オフィスや商業施設、住居、学校といった様々な場所のニーズに応えるトランサイトは、昨今のビル業界に見られるオフィスの『サロン化』、『カフェ化』に対応できると思われます。独自で手が加えられ、かつアップデートする特長を生かし、何年経っても変わらない利便性とオフィス空間の快適性を実現可能です」と語る。
　さらに、デザインアークはこの「トランサイト」を核として、様々な企業やクリエイターと共に新たな商品・サービスの企画・開発も行っている。同製品をオープンプラットフォームとした他業種との協業を展開することで、家電やインテリアといったハードとネットワークやコンテンツといったソフトが融合し、新たなビジネスモデルが構築される。
　石川氏は「あらゆる産業・商材がスマート化、ＩｏＴ化していく環境の中で、それらの潮流に乗り遅れず対応し続けるトランサイトは、その他の製品には見られない特長です。現在、様々な企業からタイアップや共同開発の依頼が来ており、今後もそのような依頼が増えていくと思われます」と語った。