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CBRE 貸ビル市況は若干回復

2016.05.23 13:55

東京・大阪・名古屋の空室率、平均賃料速報値を発表
 事業用不動産サービス大手のCBRE(東京都千代田区)は16日、東京・大阪・名古屋を対象にした「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報(2016年4月期)」の速報値を発表した。
 空室率は東京グレードAが前月比0・3ポイント低下の2・6%、大阪グレードAは前月比0・1ポイント低下の4・7%、名古屋グレードAが前月比0・2ポイント低下の3・2%となった。 また、想定成約賃料は東京グレードAが前月比0・6%上昇、大阪グレードAは前月比0・2%上昇、名古屋グレードAが前月比横ばいとなった。オールグレードの空室率は東京23区では前月比横ばいの2・7%、大阪市では前月比0・5ポイント低下の4・8%、名古屋市では前月比横ばいの4・2%。 
 なお、グレードAとは原則としてオフィス集積度の高い地域(東京・主要5区中心、大阪・北区、中央区、淀川区中心、名古屋・中村区、中区、東区、西区中心)に所在する基準階面積350坪以上(東京は500坪以上)、貸付総面積6500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のビルを指す。グレードBは原則としてオフィス集積度が認められる地域に所在する延床面積2000坪以上(東京は基準階面積200坪以上、延床面積7000坪未満)、かつ新耐震基準に準拠。




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