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東京都 五輪に向けた再開発の事業者を募集
2016.05.23 13:23
東京都は晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業に先月から着手し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた選手村の整備と大会後のレガシーとなるまちづくりに取り組んでいる。
今回は選手用の宿泊施設として一時使用し、大会後は住宅となる建物などを建築する民間事業者の募集を開始した。
応募においての資格は特定建築物の建築に必要な資力及び信用を有する者であること(グループでの応募も可。ただし、特定目的会社、特別目的会社は応募不可)、平成23~27年のいずれかの年における日本国内の新築の集合住宅(分譲マンション)の供給実績が年間1500戸以上あること、東京都の指名停止を受けていないことの3つ。
所在地は中央区晴海五丁目地内の5-3、5-4、5-5、5-6及び5-7街区となっている。敷地総面積は約13・4haとなっており、棟数24棟の建築事業者を一括して募集する。応募希望者の受付については平成28年5月13日から平成28年5月24日までの間に市街地整備部再開発課保留床・敷地処分担当宛に「応募希望表明書」及び「資力及び信用等の関連書類」を提出都では7月にプレゼンテーションを実施し、特定建築者予定者を選定、9月に事業者を決定する。