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日枝山王祭下町連合実行委員会 400年目となる節目の山王祭

2016.06.06 10:48

 今月7日~17日までの10日間にわたり、日枝神社や日本橋日枝神社(摂社)などで「山王祭(さんのうまつり)」が開催される。
 東京メトロ千代田線「国会議事堂前」駅から徒歩5分に立地する「日枝神社」は、かつては江戸城内に立地していた。徳川家の産土神として崇敬され、城の拡張に伴い国立劇場付近に遷座した後、現在地に移る。「山王祭」は1615年に初めて江戸城に入り、将軍が上覧する「天下祭」としては少なくとも71回以上、入場したと言う。今年はその江戸城に入城してから400年となる節目の年でもあり、祭りの内容も従来に比べ非常に充実している。
 「山王祭」は、京橋から日本橋まで中央通りの全面を使って下町連合渡御が行われ、かつて「山王祭」で曳き回された山車の里帰りも実現する。また、三井不動産(東京都中央区)などのデベロッパーも協賛しており、祭りの賑わいの一躍を担う。東京都心の約300mを総勢500人とも言われる人数が練り歩く姿は圧巻。6月10日の「神幸祭」から、11日の「上町連合宮入」、12日の「下町連合摂社宮出し」などの注目行事も期間中に行われる。




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