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日本カノマックス 室内安全環境測定を容易かつ正確に

2016.06.06 10:32

持ち運びが容易かつ6項目の同時計測が可能 付属にソフトウェアによって報告書も自動作成
 日本カノマックス(大阪府吹田市)は室内空気環境測定器『オートビルセットⅢ Model2100』の新製品発表会を東京・品川の「フクラシア品川クリスタルスクエア」にて行った。
 建築物衛生法で定められた条件を満たす建築物については2カ月に1度の空気環境測定が義務付けられているが、今回の新製品はその基本測定項目である風速、粉じん濃度、温度、湿度、CO濃度、CO2濃度の6項目を同時計測でき、オプションで騒音・照度・輻射温度の測定も可能。用途目的はビルや映画館などの空気環境測定を想定。
 同製品の特徴は重量が約4kgと軽量かつ折りたたみ式となっているため、持ち運びが容易。付属のソフトウェアを使用することによって報告書の自動作成が可能となっており、本体にUSBメモリを差し込むことによってPCに作成データを送ることができる。
 同社の代表取締役である加野稔氏は今回の発表会について「不安もありましたが、ユーザーの当社製品への期待を感じることができ、貴重な意見も聞くことができました。今後は海外との連携を図りながら最先端技術を取り込むことによってより良い製品の開発を行っていくとともに、アフターサービスも充実させることによって顧客にとって最良のソリューションを提供することに注力していく所存です」と語った。




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