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Airbnb総合研究会 「Q&Aですぐわかる!Airbnbで始める初めての民泊」出版 

2016.07.11 14:27

民泊・Airbnbの悩みや疑問に答える
 Airbnb総合研究会代表の阿部ヨシカズ氏は5月30日、扶桑社より『Q&Aですぐわかる!Airbnbで始める初めての民泊』を出版した。
 訪日観光客が急増するなかで、このインバウンドを不動産戦略として活用する動きが増えている。そのひとつが宿泊施設だ。なかでも、本書がテーマとして取り扱う「Airbnb」、「民泊」というワードが一般的な知名度を得たのはここ1年ほどのこと。しかし、その後現在までの間に多くの関連セミナーが開かれ、多くのホストを生み出し、そして民泊関連事業へ乗り出す企業も現れるに至った。
 一方で投資妙味を感じて民泊に参入するホストも増えている。しかしながら、法律や近隣との問題などリスクが高まっており、対応の必要性が高まっている。またそもそも「Airbnb」・「民泊」に関してはメディアでの報道が先行してしまったために、具体的なノウハウはおろか、「Airbnb」・「民泊」とは何かに対する理解が追い付いていない点もある。
 本書では前半部分で訪日観光客増加とホテル不足の現状や「Airbnb」が何かの解説、そして後半部分では阿部氏がホストから受けてきた質問に対する回答を一問一答形式で答えていく。
 阿部氏は短期的な視点ではなく長期的な視点で民泊を考え、空き家問題、人口減少、それに関連して将来的に外国から移民労働者を受け入れる必要性が高く見込まれることから「民泊のような新しいしくみを活用して、来るべき社会に備えるべき」と提言する。また阿部氏は民泊オンラインサロンを運営していて、民泊の正しい活用方法を教えている。
 観光立国は政府としての政策であるとともに、人口減少のなかで外需の取り入れが日本経済の持続発展のために必要となってくる。
 そして不動産業界もその例外でないと考えるならば、訪日外国人を不動産業界の発展に向けて「利用」していかなければならない。長期的なツールとして民泊を「利用」するしたたかな戦略をたてるためにも、本書でその新しい流れを学んではいかがだろうか。




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