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プロロジス マルチテナント型施設の開発に着手

2016.07.11 14:26

 アメリカの大手物流企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区)は6日、千葉県市川市の所有地でマルチテナント型施設「プロロジスパーク市川3」の開発に着手することを発表した。総面積の50%については既に大手物流企業と賃貸借契約を締結済みで、着工は8月末を予定している。
 「プロロジスパーク市川3」は約2万6500㎡の敷地に、延床面積約6万4400㎡の4階建てマルチテナント型施設として開発される。同施設の開発地は東京都心部から20km圏内、千葉県市川市の湾岸エリアに位置している。首都高速湾岸線千鳥町ICに至近(約5分)の好立地で東京都心部へのアクセスに優れる。高速道路を利用した広域配送にも適しているため、周辺にはeコマースや通販企業を中心にアパレルや日用雑貨を取り扱う物流施設が多数集積している。平成29年度内には東京外かく環状道路高谷IC(仮称)の開通が予定されていることから、首都圏全域へのさらなるアクセス向上が見込まれている。 
 また、JR京葉線「市川塩浜」駅からも徒歩圏内(約10分)と通勤至便な立地であるため、豊富な周辺人口とともに入居企業の雇用確保において大きな強みとなることが期待されている。




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