週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

森トラスト 四条烏丸の大型ビルを取得

2016.07.25 16:13

 森トラスト(東京都港区)は、19日、「京都恒和ビル」(京都府京都市下京区四条通高倉)の土地・建物を取得したことを発表した。
 同物件は、京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅徒歩1分、阪急京都線「烏丸」駅と「河原町」駅に直結し、京都と大阪・神戸間の交通の結節点である「四条烏丸」に至近のオフィス・商業を複合した大型ビルである。平安京時代から京の商業の中心として栄えた「田の字地区」の中心であり、現在も京都のビジネス・商業の中枢を担うエリアに位置しており、中でも日本三大祭りの一つ「祇園祭」の宵山における山鉾巡行ルートである四条通りに面し周辺には京の老舗の名店をはじめ、高級ブランドショップ、近年世界的に注目が高まる京モダンが感じられる洗練されたショップ・レストランも集積しており、恵まれた立地環境にある。
 森トラストグループは、全国の主要都市中心部やリゾート地において、ポテンシャルの高い立地を厳選し、全国101施設、約175万㎡のオフィス・ホテル等を保有・運営している。同物件では、これまでグループで蓄積してきたノウハウやネットワークを活かした運営・管理を行うとともに、地域に貢献できる利用計画を検討していく。
 同社は「当社が手掛けた京都嵐山の『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都』(平成27年3月開業)に続き、世界から注目を集める観光都市京都にふさわしい事業の展開を目指し、取り組んでまいります」としている。




週刊不動産経営編集部  YouTube