週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三井不動産/三井不動産ホテルマネジメント 「三井ガーデンホテル京橋」9月に開業

2016.08.29 12:03

 今月25日に三井不動産(東京都中央区)と三井不動産ホテルマネジメント(東京都港区)は9月1日の「三井ガーデンホテル京橋」の開業に先立って記者発表会及びホテル内覧会を開催した。
 発表会では三井不動産ホテル・リゾート本部ホテル事業部長である鴉田隆司氏、三井不動産ホテルマネジメント代表の足立充氏、同社管理本部広報ブランド部マネージャーの重田寿江氏、三井ガーデンホテル京橋総支配人である斉藤学氏の4人が出席。鴉田氏の挨拶から始まり、ホテルの概要が説明された。
 同ホテルはJR「東京」駅から徒歩5分、銀座や日本橋には徒歩圏内と好立地に位置している。全室2人以上での宿泊が可能で、ビジネス、観光、レジャー需要に対応している。外観やエントランスには歌川広重の浮世絵「京橋竹がし」を現代風にイメージしたアートウォールが施されている。ホテル内部は「京橋モダン」をコンセプトに、「活」、「樂」、「和」の要素を取り入れながらシンプルでモダンな江戸の粋を表現している。
 鴉田氏は「これから東京オリンピック・パラリンピックが近づく中で、ホテル需要がさらに拡大すると予想しています。当社では高級グレードのホテルはもちろん、ラグジュアリーホテルにも積極的に取り組むことで、今後のホテル需要に貢献していきます。今回開業する『三井ガーデンホテル京橋』では八重洲と京橋の発展に寄与する拠点となる運営をしていく所存です」とし、足立氏は「当社の理念である『記憶に残るホテル』をモットーに、今後も利用者へ高品質のサービス提供の拡充に取り組んでいきます」と抱負を語った。




週刊不動産経営編集部  YouTube