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熊本県 住宅再生のためにモデル住宅の建設を発表
2016.08.29 11:09
熊本県は今月17日に被災者の方々の生活再建の支援として住宅再建のためのモデル住宅を建設することを発表した。
平成28年に発生した熊本地震の被災者による自立再建住宅の建設支援と地域経済の振興を図ることが目的。
熊本県産の木材を使用し、コスト低減に配慮した地震に強いモデル住宅3棟程度を益城町のテクノ団地内に建設する。
そのうちの1棟については、8月末に建設着手する予定。住宅の概要は木造平屋建て又は2階建てで耐震等級3(建築基準法の1.5倍相当の強度で、原状では最上級の耐震性)、工事価格1000万円程度を想定している。
平成28年の10月までに県内の住宅事業者、大工・工務店などからなる地域住宅生産者グループ等から提案を求めた後、年内に提案を取りまとめパンフレット等により広く情報提供を行う。