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都市再生機構 「四ッ谷」駅前の再開発着工

2016.09.12 16:35

業務・商業・教育など多機能集約、平成31年度竣工目指す
 四谷駅前地区第一種市街地再開発組合の施行者である都市再生機構(横浜市中区)、事業パートナーである三菱地所(東京都千代田区)及び第5メック都市開発特定目的会社、地権者で構成される四谷駅前地区再開発協議会は、平成31年度の竣工へ向け、共同でプロジェクトを推進している。今月6日には起工式が執り行われ、今後本格的な工事が開始される。
 「四谷駅前再開発事業」は、公務員宿舎及び小学校の跡地を含むJR・東京メトロ「四ツ谷」駅前の約2・4ha区域において、大規模な広場・緑空間の整備や地域の防災性の向上を図るとともに、地上31階建てのオフィス・商業施設・住宅・教育施設・公益施設などの多機能施設を整備する大規模再開発事業である。
 起工式に先立って行われたプロジェクト概要説明会では都市再生機構・東日本都市再生本部の新居田滝人本部長ら関係者が出席。今回のプロジェクトにおいて三菱地所を事業パートナーとした経緯について新居田氏は「公募を実施し、これまでの実績などを総合的に勘案し決定しました」と述べ、三菱地所都市開発二部の佐野正文副長は「都市再生機構とは大手町エリアでの連鎖型再開発でも事業協力した実績があります。元は当社も施行区域内に土地・建物を保有し、再開発協議会に参加してきました」と事業協力の経緯を述べた。
 同日執り行われた神事ならびに祝賀会には、都市再生機構の石渡廣一副理事長、施工を担当する大成建設(東京都新宿区)の村田誉之代表取締役社長、三菱地所の合場直人代表執行役をはじめ、地権者及び関係者が出席した。この「四谷駅前再開発事業」は総事業費約840億円、平成31年度(2019年度)の竣工を予定している。




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