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京王電鉄/渋谷区 地域社会の課題を解決 目的とした協定を締結
2016.09.12 17:07
京王電鉄(東京都多摩市)と渋谷区は6日、相互の連携を強化し地域の社会的課題を解決することを目的として、シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定を締結した。
渋谷区では、今年4月から民間企業の持つ技術やノウハウを生かし地域社会の課題解決を推進するため、公民連携・協業による「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー制度」を推進している。現在までに2社と協定を締結しており、今回の京王電鉄は鉄道会社としては初めての締結となる。
京王電鉄と渋谷区は同協定を締結することで、住宅・不動産の利活用に関する企画開発、初台・幡ヶ谷・笹塚・本町地区の活性化などに協働で取り組んでいく。
渋谷区内には京王線・井の頭線が乗り入れており、この地域で住民とともに発展の歴史を積み重ねてきた京王電鉄と渋谷区がより魅力ある街づくりに向け連携して取り組むことで、地域の持続的な発展につながるという考えから今回の締結の運びとなった。具体的なサービスについては今後連携して検討・展開していく予定とされている。