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落合守征デザインプロジェクト/ソーケン製作所/アオイネオン 世界的なデザイナーとネオンのコラボ 22日幕張メッセで初披露

2016.09.19 14:31

 落合守征デザインプロジェクト(東京都渋谷区)、ソーケン製作所(千葉県市川市)、アオイネオン(静岡市駿河区)の3社は共同で企画した「ネオンファニチャー」が22日に「幕張メッセ」で開催される「エコメッセ2016inちば』にて初お披露目となる。 
 世界最高峰のデザイン賞とされる「iFデザイン賞」最高位金賞を受賞する等、欧州や米国で活躍する建築・空間デザイナーの落合守征氏が、アオイネオンにおいてネオン独特の光の温かさに魅了され、ネオン管を自身の作品に取り入れることを決定した。
 「ネオンファニチャー」はマテバシィ(どんぐりの木)を加工したフレームに納められ、家具として生活の中に溶け込む。ネオンと人との距離を縮めることで、今までに無い新しい感覚が刺激される空間となる。木質が固く製材が難しいという理由で放置され、倒壊などが危険視されるマテバシィを活用することを企画したのは国宝や美術館の内装を手掛けるソーケン製作所。森林保護や環境保全にも配慮することで持続可能な社会に向けたメッセージを発信する。アオイネオンによると「今回の出展はテスト的な目的で実施し、来場者の反応を見ながら今後の展開を模索する。世界への出展も視野に日本では減少しつつあるネオンサインの新たな活躍の場として期待している」とのこと。 




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