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住友商事/akippa 戦略的提携を発表 シェアリング事業へ進出
2016.10.03 11:21
住友商事(東京都中央区)とakippa(大阪市西区)は共同で法人需要の本格的な開拓を目指し、約60万台のオートリース契約を有する住友三井オートサービス(東京都新宿区)やジュピターテレコム(東京都千代田区)、不動産関連子会社などの住友商事関係会社及びその取引先におけるakippaの駐車場シェアリングサービス活用の可能性を追求し、協業体制を構築する。
ライドシェアや民泊など現在のシェアリングサービスの多くは、個人間のニーズに対応した物が主流となっている。一方で、企業においてもコスト削減や保有資産の有効活用の観点から、今後そのニーズは急速に高まると見込まれ、企業保有の駐車場を個人が利用する、または企業が個人宅の駐車場を利用するなど、シェアリングサービスはさらに拡大していくと予想される。
こうした背景のなか、住友商事は企業と個人のニーズが互いに相乗効果を発展しやすい特性をもつ駐車場シェアリングビジネスに着目し、akippaとの戦略的提携に至った。また両社のより強固な関係構築に向けてakippaへの資本参加や人材交流、海外への展開などについても、両社間で協議を行うことで合意している。