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三菱地所　健康経営宣言を制定

2016.10.10 11:52

　従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に取り組む「健康経営」を推進している三菱地所（東京都千代田区）は５日、「健康経営」の観点から、これまで会社や健康保険組合で行ってきた取り組みや計画を体系化し、トップのコミットメントとさらなる従業員の健康保持・増進を目的として「健康経営宣言」を制定した。
　同社はこれまで従業員の健康診断結果等の分析を行い、健康課題を明確化すると共に、厚生労働省や経済産業省の健康経営関連補助金事業への参画、生活習慣病・メンタルヘルス・ガンなどの疾病対策に取り組んできた。「働き方改革」の取り組みと共に従業員の健康と生産性向上の両立、多様な従業員が活躍できる環境づくり等を総合的に推進していくという。また、丸の内エリアの就業者が健康で活動を続けられる環境を提供することを目指し、フィットネスクラブやランニングステーション、医療機関等の誘致、就業者向けスポーツイベントの開催、女性の健康を「食」から考える「まるのうち保健室」といった健康関連サービスの提供も実施しており、エリア内の企業との連携を進めている。