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アイカ工業 天井まですっきりとしたデザインが可能「ハイドア仕様」の対応開始

2016.10.24 13:54

 アイカ工業(愛知県清須市)は従来、2100mmまでの対応としていた「アイカトイレブース ピュアコアブース/メラスクープブース」の扉高さを業界初の2415mmまで対応可能とした。
 1980~1990年、非住宅のトイレの天井高はほとんどが2400mmであったのに対し、ここ十数年で2500mmはスタンダードとなり、2700mm・2800mmのビルも多くなってきたことからトイレブースにも高さへの対応が求められてきた。同社のトイレブースにおいても扉以外のパネルのブース高さは最高の「ピュアコアブース」で3000mmまで対応できる体制を整えていた。しかし、扉の高さは反り等の問題から一般的に2100mmまでとなっており、天井高が高い空間になった場合、バランスがとりにくいという状況にあった。
 また、商業施設・交通施設・病院・学校などにおけるトイレ空間はその施設の印象と直接結びつく重要な空間として存在感を増している。同社のトイレブース「ピュアコアブース」、「メラスクープブース」は表面材にメラミン化粧板を使用。エッジ部分から金物をなくしソリッドな印象に仕上げたミニマルなデザインが人気を博している。
 そこで今回、扉の仕様を見直しこれまで2100mmを最大高さ寸法としてきた「ピュアコアブース」、「メラスクープブース」の扉高さを2415mmまで可能とした。さらに、吊元側のブースパネルにおいて天井近傍で扉のヒンジの取り付けができるようにし、施工時に天井を傷つけにくいように配慮した。




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