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共同カイテック　被災地に花を！ボランティア活動に参加

2016.12.05 14:27

　屋上・壁面緑化の製造販売などを行う共同カイテック（東京都渋谷区）は、社会貢献活動の一環として平成２３年の東日本大震災の復興に向けた支援活動を積極的に取り組んでいる。同社環境部は先月１８日、日本造園修景協会及び日本公園緑地協会が主催する「東北に花を咲かせ隊」の支援ボランティアに参加し、岩手県陸前高田市での球根植え付け作業を行った。
　支援活動は震災直後から毎年、東京都立川市の国営昭和記念公園にて咲き終わったチューリップやムスカリなど、数万株の球根を掘り出し、被災地の住民とともに被災地の公園や防波堤等に植え付けを行うというもの。地元・立川市の幼稚園児や保護者、公園利用者約２００人が「東北の春を花でいっぱいにしよう」という思いを込めて掘り出した球根は、陸前高田まで直接車で運ばれ、被災地の住民やボランティアらの手によって植え付け作業が行われた。このボランティアに参加して、今年で３年目を迎えた。
　今回ボランティアに参加した環境部の川口政義氏は「『来年は桜の並木道を作りたい』という現地の方からの要望があるので、それに応えたい」と述べている。同社では来年以降も継続的なボランティア活動に取り組んでいく姿勢だ。