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大阪市西区 ラサール不動産投資顧問 大阪・中心部のオフィスビルを取得
2016.12.19 16:08
HOTELにコンバージョンし来春オープン
ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)は15日、同社が組成した特定目的会社を通じて大阪市西区に所在するオフィスビルの信託受益権を取得。ホテルへのコンバージョンを行うと発表した。建物の構造体はそのまま残し、ソラーレホテルズアンドリゾーツ(東京都港区)が運営会社となり、来年4月に「ホテル・アンドルームス大阪本町」として開業する。
物件は西区靭本町に立地する地上7階建て、延床面積3393・35㎡の建物で、ホテルへのコンバージョン後は、総客室数103室となる予定である。市内中心部の好立地に位置し、国内外のビジネスや観光需要を受け入れることが可能となる。特に客室構成の主体となっているデザイン性の高いツインルームは、訪日観光客を魅了すると同社は期待を寄せている。大阪はかねてよりホテルの需給がひっ迫しており、同社は今回オープンするホテルからの安定したキャッシュフローの創出を見込んでいる。