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豊島区 開発進む庁舎跡地エリアの愛称を公募
2017.01.16 13:30
年間1000万人集客見込む「劇場都市」
豊島区は、現在再開発が進行中の庁舎跡地エリアにおいて愛称の募集を開始している。
東京建物(東京都中央区)、サンケイビル(東京都千代田区)等が参画する「豊島区旧庁舎跡地活用事業」において、東京五輪開催前の平成32年春に8つの劇場を中心とした「文化にぎわい拠点」が誕生。豊島区が目指す国際アート・カルチャー都市高層が掲げる基本コンセプト「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」を象徴するエリアとなり、集客力は年間1000万人を見込み、経済波及効果は年間270億円と試算される。民間事業者が整備するオフィスタワー(旧本庁舎)・新ホール棟(旧公会堂)と、区が整備する新区民センター・中池袋公園を含むエリアの一体的な街区について、新たな「愛称」を公募する。
最終優秀賞は50万円(1点)、優秀賞には10万円(2点)。参加資格はプロアマ問わず。審査委員長を務める建築家の隈研吾氏をはじめ7名で審査される。また小中学生部門もある。応募規定は2~10文字程度の未発表作品で1人3作品まで応募可能。募集期間は2月7日17時まで。区役所本庁舎5階庁舎跡地活用課などで応募要項を配布している(専用ホームページからのダウンロードも可能)。選考結果は3月頃決定予定。