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パシフィカ・キャピタル 東京・錦糸町でホテル開発

2017.01.16 13:18

国内初のマリオットブランド11月開業予定
 商業系不動産開発を手掛けるパシフィカ・キャピタル(東京都港区)は11日、マリオット・インターナショナル(米国)と運営委託契約を締結し、国内初進出となる「モクシー・ホテル」の開業予定を発表した。運営は同社100%子会社のアメリカンホテルマネジメント(東京都港区)。マリオットグループは人材・運営ノウハウを提供する。
 ホテル名称は「モクシー東京錦糸町ホテル」で、建物規模は地上10階地下2階。延床面積は7465・68㎡。「錦糸町」駅から徒歩5分に位置し、主要観光地である浅草や「東京スカイツリー」へのアクセスも良好。部屋数は205室(各室18~25㎡)。1階の共用ラウンジには24時間飲食サービスを提供。フィットネス設備や会議室も用意する。
 「モクシー・ホテル」はミレニアル世代をターゲットとし、2014年に誕生したデザイナーズホテル。最新テクノロジーを導入し、楽しさと利便性を重視した共用空間を備え、快適に飲食・ビジネス・コミュニケーションができる環境を提供している。現在、アメリカ・ヨーロッパその他地域で7カ所展開している。
 代表取締役を務めるセス・サルキン氏は「手ごろな価格で、滞在すること自体を楽しめるホテルが東京にはまだまだ不足しているといえます。普通のビジネスホテルと、ほとんどの人の手に届かない高額宿泊料金の高級ホテルとの大きな差を埋めるという点において、モクシー・ホテルのコンセプトは非常に素晴らしいものであると考えています」と述べている。




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