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和歌山市に新たなランドマーク誕生 超高層ビル開発2020年の竣工目指す
2017.01.30 11:29
四丁目再開発(和歌山県和歌山市)は和歌山市が積極的に取り組む「和歌山市まちなか暮らし・オンリーワンの魅力向上まちづくり」計画の基幹事業の一つである「和歌山都市計画友田町四丁目地区第一種市街地再開発事業」について今夏から解体工事に着手し2020年2月の竣工を目指して本格的に事業をスタートさせることを発表した。
同開発事業は現在のスーパー「ゴトウ本店 JR和歌山駅前店」を含む北大通り沿いの街区の建物を解体・撤去し、跡地に地上20階建ての超高層ビルを建設する計画。特徴としてはJR「和歌山」駅から徒歩4分という至便な立地に加え、地域に根付いた病院、スーパーマーケット、分譲マンションが一体となった駅前の再開発事業を推進している点にある。
1階には現在でも同地で営業しているスーパー「ゴトウ本店」が入居。3~6階には地元の医療施設として「児玉病院(人工透析センター併設)」の移転入居が決まっており、2階にはテナントとしてクリニックモールや託児所などの誘致を検討している。
7~20階は分譲マンションとなり、マンション建替え事業や法定再開発事業の実績豊富な旭化成不動産レジデンス(東京都新宿区)が特定事業参加者として住宅を取得し一般分譲する。地震・津波対策として基礎免震構造や防災倉庫なども備えた安心・安全の住まいとするほか、24時間健康相談や定期健康診断など病院と一体となった住民サービスなどを検討。子育て世帯や高齢者世帯にも生活しやすい住まいの提供を目指す。
同事業の地権者は7名、借家権利者4名。規模は地上20階地下1階。延床面積は約2万4450㎡、敷地面積は約2880㎡。施工予定会社は清水建設(東京都中央区)となっている。