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共同カイテック　地元中学生の職業体験学習を実施

2017.01.30 11:16

　共同カイテック（東京都渋谷区）は今月１９・２０日の２日間にわたり、神奈川県大和市の「神奈川技術センター」において地元中学生の職業体験学習を実施した。
　ビルや工場内の電力幹線システムで、銅またはアルミの導体の外側を絶縁物で覆った部材・バスダクトを製造する同社の「神奈川技術センター」。今回の体験学習は近隣の大和市立引地台（ひきちだい）中学校からの依頼を受け実現したもので、当日はタイムカードを押し、作業時の服装や注意点の説明を受けてから作業場所へ移動。作業の安全を考慮したうえで、生徒たちはバスダクト製造に必要なボルトのセットや、絶縁物の仕分けなどを体験した。作業開始時は緊張から硬い表情が見られた生徒たちも、２日目にはリラックスして作業に取り組めるようになり、昼休みには社員と談笑する姿も見られた。
　体験学習に参加した生徒からは、「１日このような作業をしている大人って、すごい」、「今回体験した作業を普段は大人が一人でやっていると思うと、すごい」といった感想が寄せられ、併せて近隣住民が同社をどのように見ているかを直接聞く良い機会となった。共同カイテックでは今後も地域貢献の一環としての体験学習だけではなく、ボランティア活動なども行い同社に対する理解を深める取り組みを進めるとしている。