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住友不動産/神田練塀町地区市街地再開発組合 JR「秋葉原」駅前における再開発着工

2017.02.20 17:27

「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」
 先月31日、住友不動産は地権者並びに参加組合員として参画する「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」が着工したことを発表した。
 同事業はJR「秋葉原」駅から北東200mに位置し、敷地面積は約2530㎡。地上21階地下2階のオフィス、住宅、店舗、駐車場などを備えた複合ビルの建設を計画し、延床面積は約3万700㎡。総事業費は約233億円となる。同エリアは道幅が狭い街路沿いに旧耐震の建物や低層木造家屋が密集しており、敷地の統合と建物共同化による土地の高度利用、区画道路や広場などの整備、防災性の向上、地域活力の増進、市街地環境の改善などを図る目的で同事業が行われる。
 更に駅前立地に相応しい賑わいある街づくりをすすめるべく、「秋葉原」駅前と昭和通りから街区に賑わいを呼び込む約190㎡のゲート広場を新たに設け、地域活性化と秋葉原の発展を推進する予定。街区内の歩行者動線が未整備で電柱や電線類が残っている他、人通りの少ないことも解消する計画である。




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