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三菱地所 「(仮称)大阪島之内ホテル計画」着工
2017.02.27 16:27
訪日外国人に人気の心斎橋・難波エリアでホテル開発
三菱地所(東京都千代田区)は、大阪市中央区で進めている「(仮称)大阪島之内ホテル計画」について20日に着工した。
建物規模は地上13階地下1階、延床面積約6300㎡。昨年8月に着工した「(仮称)大阪南船場ホテル計画」に続き、「スマイルホテル」を主力ブランドとし、全国で52ホテルを運営するホスピタリティオペレーションズ(東京都千代田区)へ賃貸のうえ、運営も担う。来年6月竣工、同7月の開業を予定している。客室数は216室。
計画地は、御堂筋に次ぐ南北のメーンストリートである堺筋沿いに立地していることから視認性も高く、商業や飲食の中心地である心斎橋エリア及びなんばエリアから徒歩圏内で繁華性も充実。また「長堀橋」駅、「日本橋」駅、「心斎橋」駅の3駅を含め大阪市営地下鉄と近畿日本鉄道をあわせた計5路線が利用可能という交通利便性に非常に優れた立地を誇る。同社によると「平成28年の訪日外国人客数は過去最高の2403万人であり、大阪においても関西国際空港におけるLCCの増便や京都・奈良・神戸など人気の高い観光地が集積しているエリアであること等により外国人観光客が増加しています。そのなかでも心斎橋エリア・なんばエリアはそれぞれ年間600万人近くが訪問しており(出典・三菱総合研究所)、宿泊施設のニーズも堅調な状況にあります。訪日外国人観光客の増加などに伴う旺盛な宿泊ニーズ及び多様な宿泊形態に応えるべく、国内外のホテルオペレーターと連携し、ホテルマーケットの動向や立地特性等に応じて、ビジネスホテルからハイエンドホテルまで幅広いカテゴリーのホテル開発に積極的に取り組み、新たな収益源としてホテル事業の拡大を図っていきます」としている。