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岡村製作所 最長3時間の耐火性能を保持

2017.02.27 16:21

組み合わせ自由な多機能型セキュリティ収納
 様々な分野において質の高い製品とサービスを提供する岡村製作所(横浜市西区)では安全、安心に機密情報を守る多機能型セキュリティ収納「e―STORAGE2.シリーズ epris/typeX」の製造・販売を展開している。
 店舗スタイルの変化や文書取り扱いの見直し、保管形態の多様化など多くの機能が求められる多機能型セキュリティ収納は重要書類をいかに安全に管理するかが大きな課題となっている。特にそれらが求められるのは銀行や信用金庫などの金融機関。以前は支店などでも金庫室を設置するなどしていたが、多機能型セキュリティ収納の性能向上やコストパフォーマンスの良さなどが要因となり普及。多くの場所で需要が見込められる。そうした中、具体的に同シリーズは大型液晶タッチパネルやリアル警報アラームに加えて優れた耐火性能がそのポイント。
 セキュリティ製品部開発企画課の御池勝善課長は「火災による災害から大切なものを守る耐火性に優れた金庫です。JIS(日本工業規格)による標準加熱試験では177度以上の加熱をしたのち、炉の火を止め高温の炉内に放置することによって耐火時間を計ります。1時間耐火が実証できれば1時間耐火性能を持つという表示ができることになります。当シリーズは多彩なオプションによって収納ユニットを組み合わせることができる製品でその全てにおいて耐火性能を保持しているのが特徴です。最長で3時間耐火性能を持つ収納もあります。これらの組み合わせによって環境に合わせた最適なサイズや寸法、性能の収納をチョイスすることができます」と話す。
 他社にはない優れた耐火性能を保持しつつ多種多様に組み合わせることができる同シリーズ。銀行はもちろん、多くの企業において重要な書類を保管するのに最適な製品といえる。




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