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スタジオアルタ グローバル層向け劇場事業に参入

2017.03.20 13:18

 スタジオアルタ(東京都新宿区)は先月28日、今夏から劇場運営事業に参入すると発表した。
 同社は「東京・有楽町センタービル(有楽町マリオン)」内に、グローバルな観客を対象とした劇場「オルタナティブシアター」のオープンを計画する。また訪日観光客数の増大に伴う「コト消費」需要を見込み、東京のハイクラスなエンターテインメントを発信することも背景にある。ターゲット層は一般的な訪日外国人の他に、日本文化の「コト消費」を目的とした文化に関心の高いグローバルな層などが対象。そのためスタジオアルタは様々な客層に満足してもらえる空間を目指し、「オトナの遊び場」となる新感覚なスペースを演出する計画である。
 上映内容はノンバーバル(非言語)な音楽劇を予定し、劇場独自のワイヤーアクション設備などを取り入れつつ、日本文化のクオリティの高さを感じられる演目を制作中である。なお、初演のキャスト(ダンサー)などのオーディションも開催を計画。プロ・アマチュア問わず募集予定。




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