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東京急行電鉄/フィル・カンパニー 駐車場の上部空間を有効活用
2017.04.17 17:08
武蔵小杉での認可保育園を開業
東京急行電鉄(東京都渋谷区)とフィル・カンパニー(東京都千代田区)は相互に連携し、既存のコインパーキング上部を活用した空中保育園施設を来年8月頃に新設する。
この保育園施設は東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅から徒歩3分に位置し、フィル・カンパニーが培ってきたノウハウを活用して東京急行電鉄の子会社である東急ライフィア(東京都世田谷区)が運営する7台分のコインパーキング上に2階から4階を新設。川崎市の認可保育園を設置する。元来の駐車場機能を残したまま上部を保育園とすることで、駐車場運営を続けたい土地所有者と保育園新設を望む地域の両方の要望に応えることができ、保育園建設用地不足解消の手法となることが期待される。保育園は川崎市内で5つの保育園を運営する社会福祉法人尚栄福祉会が「すこやか小杉保育園」として運営する。
東京急行電鉄では中期経営計画の重点施策に「沿線資産活用コンサルティング事業の強化」を掲げており、沿線資産の活用に取り組んでいる。同社では今後もフィル・カンパニーとともに駐車場上部利用のノウハウを活用し、東急線沿線の駐車場上部を積極的に有効活用し、更なる生活の利便性・快適性の向上に努めることで、「日本一住みたい沿線 東急沿線」の実現を目指す。