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野村不動産/野村不動産ウェルネス 高齢者住宅の新ブランド「OUKAS」第1弾を船橋で建設
2017.04.17 17:01
野村不動産(東京都新宿区)および野村不動産ウェルネス(東京都新宿区)は、「街づくり」と「健康維持・増進」の両輪で健康寿命を延伸し、生涯の在宅・自立生活を支援する高齢者住宅の新ブランド「OUKAS(オウカス)」を展開、今後10年間で40棟・5000戸の供給を目指し、開発を加速する。
この取り組みの第1弾として、千葉県船橋市で2014年に全体竣工した大規模複合開発で約1500戸の分譲マンション、病院・子育て支援施設等を有する「ふなばし森のシティ」(野村不動産と三菱商事との共同事業)の近接地に、サービス付き高齢者向け住宅「OUKAS船橋」を建設する。「ふなばし森のシティ」は行政・民間・市民連携のもと、環境価値を継続して創出。低炭素型社会を目指す街づくり・住民参加型の街づくり・コミュニティ形成の実績が高く評価され、フランス政府住宅・持続的居住省が推奨する「エコカルティエ認証」(環境配慮型地区認定証)をフランス国外では世界で初めて取得している。「OUKAS船橋」の開業により、高齢者に求められる機能を追加することで、街の魅力を更に高めるとしている。また、「OUKAS船橋」は国土交通省の「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業(2015年)」にも選定され、地域拠点型のサ高住として、地域交流によるコミュニティ形成が期待されている。