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大建工業 公共・商業施設向けの室内ドアを新発売
2017.05.01 13:59
大建工業(大阪市北区)は先月26日、公共・商業施設向けの室内ドア「hapia public(ハピア パブリック)」を6月21日に新たに発売すると発表した。不特定多数の人が利用する施設等で求められている表面の傷への強さと汚れにくさに配慮した製品となっており、扉の表面下部や戸先部分などより傷がつきやすい箇所を守る扉ガードや住宅用には設定のないカラフルなレバーハンドルもオプションとして用意されている。
「hapia public」は、不特定多数の人の利用を想定した公共・商業施設向けの室内用の片開きドアで、トイレやスタッフルーム、試着室など、様々な空間に応じて使うことができる製品だ。ドアの表面はすり傷に強く汚れがつきにくいオレフィンシートを採用しており、メンテナンス性にも優れている。扉デザインはオーソドックスなものからトイレ向けの明かり窓の付いたものなど8種類用意されており、7色のカラーバリエーションから選ぶことができる。
同社は2016年4月にスタートした3カ年の中期経営計画「GP25 1st Stage」において公共・商業施設分野を重点市場の一つとしているが、これまで同分野に向けた室内ドアのカタログ品設定はなく物件ごとの個別案件として対応していた。そこで今回、重点市場に向けた取り組み強化の一環として公共・商業施設用の室内ドアをカタログ標準品として新たに設定し製品対応力の向上を図る。傷や汚れへの強さに加えて豊富な扉デザインと充実したオプションをご用意することで、プロユーザーのこだわりに対応できるようなラインアップを提案する。